今年度司書教諭をされていたあなたへ。
1年間ご苦労様でした。
おそらく担任をされている方が多いと思いますが、担任をしながら司書教諭の仕事をするのは、とても大変なことです。
もちろん校務分掌には、学年主任、教務主任、研修主任、主幹教諭、指導教諭など大変な仕事もたくさんあります。でも、それら分掌の多くには、授業軽減だったり、手当だったりという、担当者をサポートする手立てが組まれています。
しかし、司書教諭の仕事には、そうゆう手立ては組まれていないことが多いのではないでしょうか。
そう言うこともあって、最近では司書教諭の資格を持っていることを明らかにしない、いわゆる「隠れ司書教諭」の話題も聞くようになってしまいました。
今、学校は大きな問題をたくさん抱えています。司書教諭の問題は、余り話題になりませんが、子どもたちと本・情報・図書館を繋ぐために、探求学習を充実させるためにも、司書教諭がより良く活動できるようにしていかなければなりません。
あなたの学校には、いわゆる司書(学校司書)の方は来ていますか。たとえ一週間に一回だけの勤務でも助かったのではないでしょうか。
司書教諭がより良く活動できるようにするのに、キーワードになるのは学校司書なのだと思います。