少し間が空いたけど「夏休みの長期貸出②」の取組を取り上げます。
「子どもたちにとって一番身近にある図書館は?」と聞かれたら?
私は「学級文庫」と答えます。
そう、「学級文庫」は子どもたちの手が届くところにある「小さな図書館」です。
小さいですが、その影響力は絶大です。子どもたちが「読みたい」と思った時に目の前に本があるのですから、子どもたちが「読みたい」と思った時が読める時なのですから。
と言うことで日頃の学級経営の中で「学級文庫」をとても大切にしてきました。
もちろん、夏休みには貸出を行います。今日はその様子をお伝えします。
まず、夏休みの数週間前に、「本を読む夏休み」と言うイベントを始めます。
写真のように、教室のあちこちに「学級文庫」を展示します。
子どもたちは、展示された本から、夏休みに借りて読みたい本を見つけて付箋に名前を書いて、その本に挟みます。
夏休みが近づくと、本を借りる子はを決めます。附箋が何枚も挟んである本は、じゃんけん大会です。「勝った!」「負けた」と大騒ぎです。
無事に借りる本が決まると、それを家に持って帰るのですが、冊数制限がないので両手に抱えきれないほどの本を持ちかえる子もいます。
本当に読んだかどうかは、分からないのですがね。
「いっぱい読みたい」と持ち帰る気持ちを大切にしています。
夏休みに入ると、いっぱいあった本は、毎年この通り